打楽器六重奏が最優秀賞、混合八重奏が金賞に輝いた朝日中学校吹奏楽部(提供写真)
アンサンブルコン県大会
朝日中、吹奏楽部
(公社)日本吹奏楽指導者協会鹿児島県部会主催の第7回「JBAソロ・アンサンブルコンテスト鹿児島大会」が6・7日、霧島市の霧島国際音楽ホールで開かれた。奄美群島からは唯一、奄美市名瀬の朝日中学校吹奏楽部(顧問・橋口通教諭、部員14人)がアンサンブル部門に出場。同校は初出場ながら、打楽器六重奏が大会最優秀賞に輝いたほか、混合八重奏も金賞を受賞する快挙となった。
コンテストは「ソロ」「アンサンブル」を実施。ソロには小中高・一般を合わせ170団体、アンサンブルは小中高の3部門に224団体が出場した。
同部は、打楽器六重奏をビブラフォン、シロフォンなどのパーカッションで演奏。場面ごとの情景を表現した高い演奏力が評価され金賞を受賞。中学出場校の中で最高賞に輝いた。
また混合八重奏ではフルート、クラリネット、ホルンなどの編成で演奏。こちらも金賞となり、ダブル受賞を果たした。
今回の成績について橋口教諭は「個人のレベルアップが結びついた結果」と述べ、夏の大会に向け、レベルアップを図っていきたい考え。
同部員らは「上級生が引退した後もしっかり練習に取り組めた。部員同士も仲がいいので、これからもっと実力を高めたい」と今後に意欲を見せた。