東京喜界会新年互例会

東京喜界会新年互例会

出席者に新年のあいさつをする、郡弘道会長

「祝賀の舞」を披露する小野津茜会の女性陣


指宿桃子さん、伊成美さん(共に奥)の六調で大いに盛り上がる会場

島唄や踊りで盛況

 【東京】東京喜界会(郡弘道会長)は1月28日、千代田区の主婦会館プラザエフで「2018年 東京喜界会新年互礼会」を開いた。80人の元気な出席者を迎えて、にぎやかに開催された。

 あいさつに立った、郡会長は「喜界島は人口減が心配される一方で、長命草やヤギ料理などがテレビなどで取り上げられて注目されている。そんな流れが”西郷どん”でますます追い風になっている」と喜界島の様子を紹介。一方、「島の応援団としての知恵を出していかなければいけない。そのためにみなさんの健康を祈ります」。そう出席者に笑顔で語った。

 事務連絡の後は、懇親会へ。唄者ユニット・すももの指宿桃子さん、伊成美さんによる祝い歌「朝花節」と喜田カヨ子さんの踊りで幕が開けた。

 小野津茜会の「祝賀の舞」が続き、孝志洋一さんのギター独奏、女性部「島踊り会」の踊りなどが披露された。

 そんな中で、目を引いたのは林そのえさん。自らが07年に発表した「喜界の女(作詞・森山好道、作曲・喜島一枝)」を含め3曲を熱唱、盛んな拍手を浴びていた。「歌が好きで自費で出しました。こうした会で何度も歌わせていただき、度胸もつきましたね」。満足そうに舞台を振り返った。

 ほか、出雲光一さん、古河愛子さん、長坂典子さん、千波裕美さんらが自慢の出し物を繰り広げ、大きな拍手を浴びていた。最後は、原田尚樹青年部長の音頭により万歳三唱で閉会した。