ホンダ熊本硬式野球部キャンプ入り

天城町キャンプで歓迎を受けるホンダ熊本硬式野球部一行(右・岡野監督)=5日、天城町

「運の良い島から活躍を」天城町などが特産品

 【徳之島】社会人野球のホンダ熊本硬式野球部(岡野武志監督)の選手・スタッフ一行28人が昨年に続き、2日から天城町にキャンプ入り。町当局や地元関係団体は5日、練習拠点の町総合運動公園施設で歓迎セレモニーを開き、自慢のタンカンや赤土新バレイショ「春一番」など旬の特産品を贈呈して一行を励ました。

 ホンダ熊本硬式野球部(本拠地・熊本県菊池郡大津町)は都市対抗野球大会(7月東京ドーム)に9回、社会人野球日本選手権(11月京セラドーム)に12回出場している強豪。天城町キャンプの常連、常磐大学硬式野球部監督の石川清一氏の勧めもあって昨年初キャンプ。2年目の今年は17日まで計16日間を予定している。

 同運動公園・室内練習場(スパーク天城)であった歓迎セレモニーで大久幸助町長は「徳之島は長距離や野球部など多くの選手が来られて練習し、大きな力をつけて頑張っている運の良い島。さらにご活躍を」と激励。町当局や町体育協会、徳之島観光連盟、JAあまみ天城事業本部がタンカンや同ジュース、バレイショ、黒糖など特産品を贈呈して励ました。

 地元側の歓迎に岡野監督(43)は「今年も徳之島でキャンプをやらせていただき、本戦(都市対抗野球や日本選手権)でベスト8以上を目標に掲げています。体力と技術力をつけて良いスタートを切りたい」と決意も交え、お礼を述べた。