2月に店内をより明るい雰囲気にリニューアルしたという「奄美きょら海工房」鹿児島店。冷蔵コーナーを設置し、特産の果物や加工品もラインナップに加えた
「奄美きょら海工房」鹿児島店
店内明るくリニューアル
JR鹿児島中央駅2階フロアの「みやげ横丁」には、県の特産品などを販売する約30店舗の土産ショップが並ぶ。奄美市内で多店舗展開している「奄美きょら海工房」(松山竹一社長)鹿児島店も、フロアの一角に店を構え、今月には店内をリニューアル。冷蔵品コーナーが設置され、タンカンなどの果物、それらの加工品の販売を開始するなど黒糖関連の商品と併せ、奄美の風を発信している。
「奄美きょら海工房は」奄美市の名瀬、笠利でも店舗を展開。純黒糖やゴマなど奄美特産の素材を使った洋菓子類などを販売している。
鹿中央駅2階改札口の正面付近オープンスペースに「みやげ横丁」はあり、さつま揚げ、知覧茶、焼酎など鹿児島を代表する特産品、和洋菓子類などを売る約30のショップが集まる。
「奄美きょら海工房」鹿児島店は、2月に店内をより明るい雰囲気にリニューアル。新たに、冷蔵コーナーを設置。現在、旬を迎えているタンカンなどの果実ほか、ジュースのような喉ごしと、ジュレのような食感が楽しめる「あまみじゅーれ」(スモモ、タンカン、グァバ、パッションフルーツなど)を販売ラインナップに加えた。
スタッフの大半が奄美の出身者。女性担当者は「黒糖の作り方から、奄美特産の果物のことなどをお客さんから聞かれる機会も多い」。数多い人気商品のなかで、お勧めについて「バレンタインが近いので、黒糖ショコラはどうでしょうか」と笑顔で話した。