知名町バレイショ出発式

知名町バレイショ出発式

関係者9人がテープカットした=知名町=

前年上回る出荷量3500㌧計画
気象条件恵まれ作柄良好

 【沖永良部】知名町産バレイショ「春のささやき」の出発式・出荷協議会(JAあまみ知名事業本部園芸振興会・JAあまみ知名事業本部主催)が11日、同町の町民体育館であった。2018年産の出荷量は3500㌧(前年実績3084㌧)を予定。出発式には多くの町民が集まり、バレイショ約15㌧を乗せたトラックを送り出した。

 沖永良部産バレイショは、1996年にかごしまブランド産地指定を受けた品目。

 今年産の栽培面積は279㌶(前年206㌶)。品種別でメークイン75㌶、ゴールド115㌶、デジマ24㌶、アローワ29㌶、ニシユタカ37㌶となっている。

 同事業本部によると、今年産の生育状況は、種バレイショに若干の品種調整はあったが種子量100%を確保できた。早植えの冷蔵種子は植付け期・初期生育期ともに気象条件に恵まれ作柄は良好。北海道産購入種子は初期生育期から年明けにかけて干ばつ傾向となり、1月12・13日には霰による葉の損傷などもあったが、適期防除が行われ1月半ばからは天候も回復し平年並みの作柄となっている。

 出発式は、沖永良部高校エイサー部の演舞で幕開け。同振興会の久本和秀会長、同町の今井力夫町長、名間武忠議会議長など9人がテープカットを行い、知名小学校金管バンドの演奏とともにバレイショを満載したトラックが出発した。

 かごしまの農林水産物認証制度認定書授与式の後、出荷協議会を開催。久本会長は「計画出荷量の3500㌧は最低のラインと見ており、今年の作柄や植付け面積を考えれば、4000㌧を超えると予想している。掘り取り作業は天候に左右されるが、生産者には創意工夫をして早めの収穫をお願いしたい」と呼び掛けた。会では、情勢報告や生産販売計画・出荷要領について協議したほか、県沖永良部事務所の職員による講演が行われた。