文化交流親善コミュニティー

新年会に顔をそろえた、奄美瀬戸内グループの元気なメンバーたち

乾杯の音頭を執る、佐藤持久顧問

新年会を盛り上げる久永さとみさんの伸びやかな歌と、奄美瀬戸内グループの踊り

奄美出身者、新年会盛り上げ

 【東京】品川区を拠点に、東日本大震災の被災者への支援、議員(会員)呼び掛けの政務報告会など幅広い活動を行っている「東京文化交流親善コミュニティー」(村川茂治会長)は12日、大井町の品川区中小企業センターで新年会を行った。その催しに奄美出身者が多数出席、踊りや歌で宴席に華を添えていた。

 同コミュニティーは、地元の町会や商店街のほか、新潟・佐渡の相川、青森の黒石、長崎の対馬などの故郷の会からの人たちもいる組織。現在会員は315人。そこに、「奄美瀬戸内グループ」として参加しているもの。

 村川会長は「昨年3月で、再結成して10年を迎えました。このたび14人の会員で奄美の加計呂麻で交流しました」と報告。それを受け、東京瀬戸内会の山田幸一郎会長が郷土会を代表して登壇。「交流に町長も喜んでいました。これからもどんどん奄美を訪れてほしい」と語った。

 その後、品川区ゆかりの区議、都議、国会議員(秘書が代理)のあいさつに続いて、各参加団体から唄や踊りなどが出される余興の時間帯に。奄美瀬戸内グループからは、久永さとみさんがステージに登場。オリジナル曲や「スラヨイ黒糖」を熱唱。奄美の人たちは、踊りでひときわ宴会を盛り上げていた。

 また、佐藤持久顧問(元東京奄美会会長)が乾杯の音頭をはつらつと執った。この日、コミュニテーはサポーター制度、賛助会制度を導入したことも報告された。