花の島沖えらぶジョギング大会

笠石海浜公園をスタートするランナーたち=和泊町=


ハーフマラソン優勝の中村明さん

潮風受けて沖永良部島疾走
2332人がエントリー

 【沖永良部】明治維新150周年記念第37回花の島沖えらぶジョギング大会が11日、和泊町笠石海浜公園を発着点に行われた。北海道や沖縄など日本全国から2332人がエントリーし、潮風を受けながら思い思いのペースで沖永良部島を疾走した。

 大会は、ハーフマラソン(21・0975㌔)と6人1組でたすきをつなぐハーフリレー、ソフトコース(5㌔)、ファミリーコース(3㌔)の4種目。

 開会式で伊地知実利町長は「絶好の日和となった。最後まで走り抜き、沖永良部から全国に元気を発信してほしい」とあいさつ。前回大会ハーフマラソン優勝の武田国拓さん(和泊町在住)ら家族が選手宣誓した。

 午前9時、ハーフマラソンとハーフリレーの選手を皮切りに、ソフトコース、ファミリーコースの順にスタート。暖かい陽気の中、ファミリーコースでは恒例となったベビーカーに乳児を乗せてジョギングを楽しむ親子の姿が見られた。 

 ハーフマラソンは、中村明さん(奄美市)が1時間16分37秒で総合優勝。女子トップは、1時間38分28秒で義永祐子さん(奄美市)が輝いた。

 レース終了後のステージアトラクションでは、沖縄県の「今帰仁エイサー」や地元ダンスグループ「AIR MOVER」などが出演したほか、オキバスVヒーローショーでランナーを楽しませた。

 午後6時からは、同町商工会青年部によるフラワーフェスティバルが開催され、宮沢和史さん(元THE BOOM)のライブで満席の会場は熱気に包まれた。

 大会結果は次の通り。(敬称略)

 【ファミリーコース】①有川裕之介②前あやめ③大津拓夢
 【ソフトコース】▽男子①阿部大志郎②南和希③東龍之介▽女子①伊口あすか②平安珠③田仲邑莉野
 【ハーフマラソン】▽男子①中村明②有林龍生③西垣収▽女子①義永祐子②東さくら③前田穂風
 【ハーフリレー】①沖高サッカーA②沖高サッカーB③和中蹴球U―14