奄美からママの働き方改革発信

ママの楽しく働くを応援するカフェ「ママざにあ」のスタッフたち、円内はプレゼントされるトートバッグ

カフェ「ママざにあ」15日オープン
子連れにやさしく

  一般社団法人ママ脳総合研究所(恵夕喜子理事長)は15日、奄美市名瀬港町にママの楽しくはたらくを応援するカフェ「ママざにあ」をオープンさせる。恵さんは、「ママが赤ちゃんと一緒に働ける場として、奄美からママの働き方改革をスタートさせ全国に広げて行きたい」と意欲を見せている。

 これまでママの働き方応援隊奄美校が「赤ちゃん先生」として、奄美の学校や職場などに派遣という形で社会貢献・教育を実施。同校の約80人のママさんが赤ちゃんと働ける場として、同市名瀬の久保薬局の敷地内の建物を借り受けカフェに改装。市の市街地活性化助成金を活用して、15日のオープンにこぎつけた。

 ママさんたちは午前10時~午後4時の間で、可能な時間で出勤する。カフェではランチタイムメニューや、ドリンク類、スイーツなどが提供され、子連れにやさしい作りで、キッズスペースも備えられている。

 ランチメニューは健康的な食材と言われる「まごわやさしい」(まめ・ごま・わかめ・やさい・さかな・しいたけ・いも)を用いた日替わりのメニューが提供される。営業は日曜・祝日以外の平日だが、しばらくは土曜日も料理教室やダイエット講座などイベントを開催する曜日として営業される。

 オープニング記念イベントで、ランチメニューを注文した先着200人にトートバッグをプレゼント。カフェの営業時間は、午前11時~午後3時まで(ランチアウトは同2時)になる。

 恵さんは、「子連れで社会とつながる場ができた。多くの人にぜひ遊びに来てもらいたい。働きたいと思ったママさんも参加してもらえれば」と語った。
 問い合わせ先は、ママざにあ℡070―6501―3999。