知名町植樹祭

知名町植樹祭

ヒカンザクラの苗木を植え付ける子ども達=知名町=

ヒカンザクラなど200本植付
町の自然の一部に

 【沖永良部】第19回知名町植樹祭(同町みどり推進協議会主催)が29日、同町大山野営場周辺であった。大山緑の少年団のメンバーや地元住民ら約150人が参加し、ヒカンザクラなど200本を植栽した。

 植樹祭は、同町の中央に位置する大山の自然を守ろうと毎年開催。今回は、アセロラ30本、ヒラドツツジ30本、ヤマモモ40本、ヒカンザクラ92本、トックリキワタ8本を準備した。

 今井力夫町長が「町の自然を保護するためにも意義のある活動。大山に植えた木が成長し、やがては素晴らしい憩いの場となるだろう」とあいさつした。野営場や総合グラウンド下群島植樹祭地などに移動したメンバーは、苗木を一本一本丁寧に植え付けていった。

 閉会式では、上城小学校6年の森美空さん(11)が「大山の緑が守られるようみんなで協力していこう」と宣言。参加者には、ガザニアやサルビアの苗がプレゼントされた。

 ヒカンザクラを植えた上城小学校4年の稲江琥太郎くん(9)は「知名町の自然の一部になって欲しいと思いながら土を被せた」と話した。
 植樹祭の後、沖泊海浜公園でボランティア清掃も行われた。