「マンホールカード」奄美市も

「マンホールカード」奄美市も
足元から環境保護アピール

全国各地のマンホールのふたの絵柄をカード化した「マンホールカード」が静かなブームを呼んでいる。4月下旬に発表された第7弾では、奄美群島で2例目となる奄美市が初登場。熱帯魚やサンゴをあしらったデザインで現在、同市名瀬のAiAiひろばで無料配布している=写真=。

 

カードは国土交通省や民間企業などが企画・監修する「下水道広報プラットホーム」が製作。全国で301団体342種類あり、発行枚数は約180万枚に上る。奄美群島の自治体では、知名町(第6弾)がある。

カードにはふたの絵柄やマンホールが設置されている位置情報、デザインの由来などを記載。収集家も少なくないようだ。

同市下水道課によるとデザインは旧名瀬市時代のものだが、世界自然遺産登録を前に環境保護と下水道の大切さを理解してもらおうと、ふたを「あまみし」表記でリニューアル。位置情報で掲載されたマンホールはAiAiひろば前という。

受取時にアンケートを実施。問い合わせは電話0997―52―1111・内線1771(同課)まで。