奄美パーク わらべシマ唄大会

奄美パーク わらべシマ唄大会

小中学生の53人が出場して、のどを競った。小学低学年の部を制した朝そらさん

3部門でのど競う

 「第12回奄美パークわらべシマ唄大会」が5日、奄美市笠利町の県奄美パーク屋内イベント広場であった。小中学生53人の唄者が、日頃の成果を披露しようと、自慢ののどを競い合った。

 大型連休中のこどもの日に開催。今年は小学低学年(1~3年)の部に15人、高学年(4~6年)の部に19人、中学生の部に19人が出場。小学低学年の部を皮切りに、唄者一人ずつ順次舞台に立ち、選曲したシマ唄を披露した

 会場には出場者の家族など約600人が訪れ、一曲一曲の唄に手拍子したり、低学年の部の唄者が可愛げに唄う姿に、場内から歓声も上がった。

 審査の結果、小学生低学年の部は、「らんかん橋節」を唄った朝そらさん(赤木名小3年)、高学年の部は鈴木明=あかね=さん(宇宿小4年)「雨ぐるみ」、中学生の部は時岡優里菜さん(名瀬中1年)「塩道長浜節」がそれぞれ優勝した。

 そのほか、2位以下の入賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽小学生低学年の部 ②大山皇成(笠利小3年)「ばしゃ山節」③奥野乃佳(朝日小3年)「らんかん橋節」▽同高学年の部 ②藤原梨月香=りっか=(名柄小4年)「長雲節」③徳永理咲=りさ=(赤徳小5年)「野茶坊節」▽中学生の部 ②要田ののか(赤徳中3年)「よいすら節」③鈴木侑(赤木名中2年)「雨ぐるみ」