30日「チャレンジデー」

30日「チャレンジデー」

対戦する増田市長(画面内)とエール交歓した朝山市長

奄美市、三次市(広島)の両市長エール交歓
住民参加を呼びかけ

 人口比率が同じ規模の自治体同士で競う、住民参加型スポーツイベント「チャレンジデー2018」が30日、全国一斉に開催される。それを前に、参加する奄美市の朝山毅市長は7日、対戦相手となる広島県三次=みよし=市の増田和俊市長とテレビ電話でエールを交歓し、互いの健闘を誓い合った。

 同イベントは毎年5月の最終水曜日(午前0時~午後9時)に開催。健康づくりの促進などを目的に1日15分以上、体を動かした住民の参加率を競い合う。奄美からは同市と和泊町が参加する。

 対戦する三次市は人口約5万3千人。中国地方の中央部に位置し、ブドウ栽培などが盛ん。チャレンジデーは6回目の挑戦でこれまで2勝3敗。昨年度参加率は56・6%だった。

 対する奄美市(人口約4・3万人)は過去9回参加し、通算成績は5勝4敗。昨年度は参加率56%で千葉県いすみ市に勝利した。今年は参加率57%(2万5千人)と3連勝を目指す。

 エール交換はインターネット回線を通じ、市長室で画面を見ながら行われた。両市長は和やかな雰囲気の中で地元の紹介や近況を伝え合った。

 朝山市長は「市民参加を呼びかけ、楽しく競い合いましょう」との激励に、増田市長は「初対決ながら地域に親しみを感じています。当日は精一杯がんばります」と笑顔で応えた。

 30日は市内で、▽千人ラジオ体操▽グラウンドゴルフ大会―などのイベントを計画。

 15回目の参加となる和泊町は秋田県八峰町と対戦する。