奄美編放送前に模様替え

県認定のキャラクターを用いたラッピング外装(龍郷店)

ファミリーマート龍郷店ラッピング外装
「地域盛り上げ活性化貢献」

 ㈱南九州ファミリーマートは先月末、龍郷町浦のファミリーマート龍郷店に県認定のキャラクターを用いたラッピング外装を施した。創立25周年を迎えた同社は、「明治維新150周年と大河ドラマで活気づく地域を盛り上げ活性化に貢献したい。5月から奄美が登場するので、間に合い良かった」としている。

 同社は鹿児島県と宮崎県合わせて、チェーン店舗数406店舗(4月12日現在)。鹿県が大河ドラマ「西郷どん」放送を契機に、観光かごしま大キャンペーンを推進していることから、地域密着型コンビニエンスストアとして県認定キャラクターのラッピング外装を、西郷隆盛ゆかりの地などの店舗で行っていた。

 鹿県の281店舗のうち、鹿児島市の「高見馬場店」「南洲神社入口店」と、龍郷店の3店舗の外装を一部リニューアル。龍郷店は先月28日に、認定キャラクターの「西郷隆盛」と「愛加那」と「つん」が、青い空と海岸を背景にした装いがウィンドウに施された。

 鹿児島市の2店舗には、外装の上部に「ゆくさ おさいじゃした」(ようこそ おいでくださいました)と鹿児島弁で記され、龍郷店には「いもーれ!たつごう町」(ようこそ!龍郷町)とメッセージ。同社経営企画室の坂元大介さんは、「大河ドラマは5月から奄美編が始まる。ラッピング外装で一緒に地元を盛り上げていきたい」と話した。