運航情報Twitterで

瀬戸内町が開設した「瀬戸内町営定期船」のTwitterページ

瀬戸内町、発信を開始

 瀬戸内町はこのほど、「瀬戸内町営定期船運航情報」の公式Twitterアカウント(@st_liner_info)
を開設し、フェリー「かけろま」と定期船「せとなみ」の運航状況の発信を始めた。リアルタイムでの情報確認が可能となるため、利便性の向上につながることが期待される。

 これまで、両町営船の欠航情報は、防災無線、防災メール、地元ラジオで発信していたが、町外から利用を考える観光客は電話などでしか欠航を知るすべがなかった。

 こうした現状を受け、利用者に幅広い情報発信を行うため、同町は8日、Twitterアカウントを開設した。同アカウントでは、欠航などが決定した段階で、乗船員が情報を投稿。欠航の判断があった後、連絡を受け原稿作成し、放送していたこれまでに比べ、手間が省け、早い情報発信が可能となっている。また、同アカウントによる返信・フォローは原則として行わないとしている。

 同町担当者は、「これまで発信が伝わらなかった部分があったが、今後SNSの利用で迅速に欠航情報が伝えられるようになる」と語った。