試合終了のホイッスルと同時に勝利を喜ぶサポーターら=和泊町=
沖永良部サッカー協会 日本代表を応援
コロンビア戦勝利に熱狂
【沖永良部】サッカーワールドカップ日本代表応援イベント(沖永良部サッカー協会主催)が19日、和泊町のカラオケバー109であった。大会初戦、格上のコロンビア相手に2対1で勝利。試合終了のホイッスルが鳴ると同時に「大迫、半端ない」「ありがとう大迫」とサポーター全員が抱き合って喜んだ。
日本代表に選出された鹿児島県出身のFW大迫勇也選手を応援しようと開催。大迫選手は、昨年6月に沖永良部島を訪れ、サッカー教室を通じて地元の子ども達と交流を深めた。
パブリックビューイング会場には、島内のサッカー指導者やファンら約20人が詰めかけ、スターティングメンバーに名を連ねた大迫選手の活躍を祈った。
試合開始早々、大迫選手の突破をきっかけにPKを奪い先制。後半28分、CKから大迫選手がヘディングで逆転ゴールを突き刺すと、観客の興奮は最高潮に達し「やったー」「すごい」と大歓声を上げた。
後半40分、交代でピッチを後にする大迫選手に観客全員が「お疲れ」「良くやった」と労いの言葉を掛けた。
同協会の下田浩治会長(42)は「大迫選手のおかげで最高に盛り上がった。これ以上ない結果。次戦もみんなで応援する」と話した。