ポンプ部門、大和村優勝

ポンプ部門、大和村優勝

小型ポンプ車操法部門で3大会ぶりの優勝を果たした「大和村消防団」

日ごろの訓練生かし、迅速対応
大和村で消防操法大会

 第43回大島支部消防操法大会(県消防協会大島支部主催)が24日、大和村の奄美フォレストポリスであった。同村での開催は1992(平成4)年以来、26年ぶり。同支部管内の奄美群島12市町村の消防団が集結し、「小型ポンプ車操法」「ポンプ車操法」の2部門で訓練の成果を競った。小型ポンプ部門は大和村消防団が2大会ぶり、ポンプ車部門は宇検村消防団が3大会ぶりで、それぞれ優勝。なお優勝チームは8月24日に行われる県消防操法大会に大島支部代表として出場する。

 大会は消防団員のポンプ操法技術の向上、士気の高揚を目的に隔年で実施。迅速な消火活動を想定し、消防ポンプからホースの延伸、放水までの時間や作業の安全性や確実性などを審査する。

 大会会長の朝山毅支部長(奄美市長)は「日ごろ培った地域での活動を存分に発揮してほしい」とあいさつ。地元の伊集院幼村長は「住民の安全・安心のためいち早く現場に駆けつける、団員活動にあらためて敬意を表したい」と話した。

 出場者を代表して直島秀治さん(大和村)が選手宣誓、競技がスタートした。この日は地域を代表する24チーム団員約160人が出場。2部門に分かれ、水槽からホースで水をくみ取り、的確な指示に従い、的に向かって放水。実践的な活動を機敏な動きで披露すると、周囲から大きな声援が起きた。

 なおポンプ車部門の途中で雨天のため競技は中止。抽選で県大会出場チームを選定した。

 大会結果は次の通り。

【小型ポンプの部】

①大和村消防団②喜界町同③瀬戸内町同

【ポンプ車の部】

①宇検村消防団