名古屋の人々に伝わって

贈呈を行った竹山社長(左)、大奄美の叔父の早口龍千さん(右から2人目)、同社の竹山晋作常務取締役(右)(提供写真)

贈呈された化粧まわし(提供写真)

大奄美関に化粧まわし贈呈
竹山産業開発 奄美大島の魅力PR

 奄美市名瀬の竹山産業開発㈱(竹山真之介代表取締役社長)は7日、大相撲夏場所で活躍中の大奄美関(龍郷町出身)に化粧まわしの贈呈を行った。同社の竹山社長は贈呈した化粧まわしで奄美大島の魅力をPRして、本場所を通して名古屋の人々に伝わり来島につながればと期待している。

 竹山社長など一行が場所前の大奄美関を訪問して、三重県鈴鹿市の追手風部屋の宿泊先で化粧まわしを贈呈した。化粧まわしは奄美大島の碧海を背景に新緑の奄美大島と天然記念物のルリカケスを刺しゅうで入れて、自然のたくましさと美しさをデザインしたという。

 大奄美関の化粧まわしは、日本大学と鹿児島商業高校同窓会、龍郷町の後援会からのものを含めて4本目。大奄美関は場所中に日によって変えていく予定で、初日から2日目までは同社が提供した化粧まわしで土俵入りしたという。

 竹山社長は、8月1日からスカイマークの名古屋~鹿児島間と鹿児島~奄美間の就航にふれ、「名古屋場所で名古屋の人々に奄美大島の魅力が伝わり、名古屋からの来島につながればと願う。この化粧まわしで土俵入りして、大奄美関の強さの源と奄美大島の魅力をアピールできたら」と語った。