バニラ 「18年度は継続就航」

「バニラ」ブランドで18年度も奄美就航

冬季航空券の販売開始
成田間6380円~、大阪間4780円~

 格安航空会社(LCC)バニラ・エアは2日から、2018年度冬季運航便の航空券販売を開始した。国内線は10月28日~翌年1月7日の期間が対象。奄美大島の直行便片道運賃(シンプルバニラ)は、成田間で6380円~、大阪(関西)間で4780円~となっている。関西国際空港を拠点に展開するLCCピーチ・アビエーション社との統合計画が取りざたされているが、同社広報は奄美路線について「18年度中は継続就航する予定。引き続きご利用を願いたい」としている。

 航空券販売は国際6路線、国内7路線で開始。同社によると7月から成田―石垣線が就航したほか、那覇―石垣線が1日2往復となり、沖縄エリアを充実。冬季利用を促進させる意向。

 今年3月、ピーチ社との統合計画を発表。ブランドはピーチを基盤に今年下期(10月)から統合を進めていくことが明らかとなり、奄美大島で就航するバニラ社の動向が地元からも注目されている。

 同社広報は冬季も引き続き就航をアピール。「来年3月までの冬季ダイヤで就航する予定。機材調整が済み次第、1月以降分の販売を予定している」(広報)。

 販売はインターネット、予約センターなど。料金はプランで異なる。

 各路線の冬季運航ダイヤは次の通り。

 【奄美大島―成田線】▽成田発=午後1時20分(12月1日からは同1時15分)▽奄美発=同0時10分

 【奄美大島―大阪線】▽大阪発=午前9時40分▽奄美発=午後4時55分