奄美まつり舟こぎ競争

奄美まつり舟こぎ競争

一般の部に142チーム、女子・子どもの部に48チームが出場。白熱したレースが展開された第55回奄美まつり舟こぎ競争大会

国直青壮年団2年連続V
女子、結miracle3連覇

第55回奄美まつり舟こぎ競争が4日、奄美市名瀬の佐大熊地区で開かれた。大会には全190チームがエントリー。真夏の青空のもと白熱のレースが展開され、出場者らは水しぶきを上げながら懸命に櫂=かい=をこぎ、ゴールを目指した。一般の部は国直青壮年団が2年連続の優勝。女子・子どもの部では「結miracle」が3連覇を飾った。

今大会には、一般の部に142チーム。女子・子どもの部に48チームがエントリー。職場、学校の仲間同士や同窓生、郷友会などで出場。ユニフォームとして、デザインされた個性的なTシャツ、ポロシャツなどを着てレースに臨むチームなどが目を引いた。

レースコースは往復で340㍍。舟に乗り込む前には、円陣を組み気合を注入するチームも。笛の号令に合わせ水しぶきを上げながら、海上を疾走させると、多くのテントが立ち並ぶ場内からは、選手らに大きな声援が送られた。

今年も白熱したレースが次々と展開されたなか、女子・子どもの部準決勝で最高タイムを記録。また、一般の部男子決勝では、昨年も優勝した国直青壮年団が、2分00秒27の新記録で連覇を達成した。

また、過去10年間の大会で、5回の優勝を誇る根瀬部町内会が予選レースで敗退する波乱もあった。

大会ファイナルのレース結果は次の通り。
【一般の部】①国直青壮年団2分00秒27②ゴッツ漕友会2分00秒62③実組2分06秒35④手広スパンクス2分06秒68⑤小湊舟勝負隊2分08秒23
【女子・子どもの部】①結miracle2分17秒26②笠利北緯28度2分23秒14③マヒマヒ2分23秒68④アマニコカヌークラブレディース2分26秒22⑤新波会すまいる。2分32秒43