7日の奄美大島LC例会内で奄美碧レオクラブの認証伝達式があった
青少年による地域奉仕団体
「地域に愛されるような活動を」
青少年による社会奉仕団体「奄美碧=あお=レオクラブ」(渡彦大=げんた=会長、会員33人)がこのほど設立した。7月20日にLC国際協会からの承認を得たことを受け7日、奄美市名瀬の集宴会場で開かれた奄美大島ライオンズクラブ(LC・丸田義男会長)の例会の中で認証伝達を行った。
レオクラブはLCの青少年育成プログラム。奉仕活動などに参加することで、指導力・組織力・社会性を身に付け、次世代のリーダーを養成するもの。奄美大島内では奄美高校レオクラブがすでにあるが、所属中高を問わない地域型のレオクラブは今回が初の設立となる。
この日は認証伝達があり、大島高校3年の渡会長(18)と、同校2年の里島妃那乃副会長(16)と同校2年の岡葉月幹事(16)が出席。奄美大島LCの丸田会長から認証を受け取った渡会長は「リーダーシップ、機会、経験をモットーに地域に愛されるようなクラブ活動を進めたい」と語った。
レオクラブ顧問に就いた同LCの窪田光子幹事は「奄美大島の豊かな自然を表現し、会員が曇りなきすんだ心で地域社会に貢献してほしいという思いで“碧”を入れた。奉仕活動の推進などに尽力したい」と話した。
今後の具体的な活動予定はまだ決まっていないが、渡会長は「月に一度は奉仕や募金などの活動を行いたい」としている。
同会は12~18歳で組織される団体で、現在活動に協力できる会員を募集している。問い合わせは電話0997―53―2277(奄美大島ライオンズクラブ事務局)まで。