大阪学院大サッカー部、総理大臣杯出場

大阪学院大体育会サッカー部に所属し活躍を目指している伊集院=提供写真=

「全国で結果出したい」
伊集院(龍南中卒)活躍目指す

 

 今月末、「第42回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント」が開幕する。同大会には、全国9地域をそれぞれ代表する24チームが出場。関西代表を選ぶ選手権大会では、大阪学院大学が初優勝し、関西第1代表の座を射止めた。同大体育会サッカー部に、奄美出身の伊集院雷選手(3年、龍南中・鹿児島城西高出身)が所属。チームは9月3日に初戦(2回戦)を迎える。伊集院は「全国の舞台で結果を出したい」と意気込んでいる。

 伊集院は龍南中出身。卒業後は、鹿児島城西高校に進学した。先日のワールドカップで活躍した大迫勇也選手を輩出するなど同校は県内屈指の強豪だ。

 伊集院は高校生活最後の全国高校サッカー選手権の県予選、準決勝・決勝では途中出場ながら、勝利を決めるゴールや流れを変えるプレーで3年連続の選手権大会出場に大きく貢献した。

 伊集院が所属する大阪学院大は、12チームで争う関西学生リーグ1部を戦っている。既に前期日程を終了(チーム順位は8位)。伊集院は今年度、MF登録で5試合ほどに途中出場し、前期1得点・3アシストをマークした。自身を「スピードを生かしたプレーが得意」と分析する。

 総理大臣杯が大阪府で開催される。大阪学院大は、同杯の予選「第47回関西学生サッカー選手権大会」で初優勝を飾り、関西地区第1代表として大会に臨む。「パス回しと豊富な運動量で泥臭く戦う」(伊集院)チームは来月3日、松本大(北信越地区第2代表)と日本文理大(九州地区第2代表)の勝者と対戦する。

 同大会、また9月16日に始まるリーグ戦後期に向けても、伊集院は「試合で結果を残し、プロになれるよう頑張っていきたい」と語った。