台風19号の猛威

県道沿いで電線を絡ませた倒木が発生した(22日午前10時ごろ、龍郷町龍郷)
 
奄美地方北部暴風域巻き込み通過

 非常に強い台風19号は21日午後から22日未明にかけて、奄美地方北部を暴風域に巻き込みながら通過した。暴風雨やうねりを伴い、奄美大島北部を中心に各地で住家損壊や倒木などが発生。住民生活に影響を与えた台風被害を写真で振り返る。

 


名瀬市街地の店舗のシャッターが壊れ、消防隊員が災害対応(21日午後1時半ごろ、奄美市名瀬永田町)


県道名瀬瀬戸内線(大和村大金久から戸円間)で発生した崖崩れで、一時全面通行止めとなった(22日午前10時ごろ)


樹木が覆いかぶさったため通行車両に注意喚起(22日午前8時ごろ、龍郷町赤尾木)

住家の屋根部材(縦約4㍍×横約5㍍)が強風で飛び道路に散乱したため、緊急措置で車両を重しにした(21日午後9時ごろ、奄美市名瀬仲勝町)


各地で広範囲に停電が発生し、信号機の灯火も消えた(21日午後3時半ごろ、奄美市名瀬朝日町)

 


暴風域が近づくにつれて、風で湾岸道路の街路樹がたわみ、海面は一面真っ白に(21日午後3時半ごろ、奄美市名瀬小浜町付近)