心機一転で2学期開始

心機一転で2学期開始

始業式終了後にスポーツ大会や資格検定などの入賞者等を表彰(名瀬中体育館)

公立小中高始業式 スポーツ大会など活躍表彰

 県内の公立小中高校の多くで3日、2学期の始業式が行われた。夏休みを楽しんだ児童生徒らは、登校して久しぶりに友達や教職員と再会し笑顔を見せ心機一転各自の2学期がスタートした。

 奄美市の名瀬中学校(外西一彦校長、216人)では、生徒などが体育館に集合して始業式を実施。生徒代表で1年森田暁俊=あきとし=君、2年平田こはなさん、3年實南々海=さねななみ=さんと生徒会から郁天華=はな=さんが登壇して、夏休みの反省や2学期の抱負などを発表した。

 外西校長が生徒たちに、夏休みの生徒たちによる環境美化活動を紹介し、2学期の学校生活で守ってもらいたい点など講話した。「みなさんが大きな事件、事故に遭うことなく2学期がスタートできることがうれしい。環境美化に取り組むなど心優しい生徒たちを誇りに思う。自分だけでなく他の人のためにも行動できる人になってもらいたい」「学校は創立71周年を迎えた。校訓の『好学・信頼・克己』を忘れず、2学期も精一杯取り組んで良い名瀬中をつくってもらいたい」と語った。

 始業式の後に、夏休み中に実施された県大会や九州大会などで好成績を残した生徒や部活動を表彰伝達。九州大会で5位入賞した水泳部の女子400㍍メドレーリレーは、代表の郁さんに賞状が手渡された。

 またこの日から始まる給食センターによる学校給食の注意事項などについて、担当教職員から生徒に説明が行われた。