関東前田ケ丘総会・懇親会

フラダンスを踊るかつての女生徒たち
あいさつする中村会長

中村会長を再選
多数の会員が交流深める

【東京】関東前田ケ丘会(中村和浩会長)はこのほど、四ッ谷の主婦会館で第12回総会ならびに懇親会(大島北高校同窓会)を開いた。配田ケ丘同窓会女性部(奄美高校)らが多数訪れ、約100人の参加者が交流を深めた。この日は役員改選もあり、中村和浩会長が再選、田原正和幹事長が相談役に、新幹事長に西香氏が決まった。

あいさつに立った中村会長は、今年の入学生が49人と昨年の倍増に近い数字となったことから、大島北高校の存続が持ち直していることや、考古学者の中山清美さん(故人)が提案した各地の名人たちを訪ねての聞き取り調査が続いていることなどを誇らしげに紹介。同校は今年11月10日に70周年を迎えることから4~5人でお祝いに駆けつけることなどを話した。

来賓であいさつした大江修造龍郷町顧問は、龍郷の「浦の橋立」は300年以上も前に(龍郷町出身の田畑佐文仁翁が)築いた堤防で、来年3月までに案内板ができることを紹介。「ブラタモリ」で紹介できなかったことを惜しく思っていることも話した。

また、北高に家庭科が新設されるときに、同校の教師として奄美高校から立ち上げ協力をした老山安子さんは「農業から家庭科を担うことになった1970年卒の女生徒たちはホープでしたね。赤木名の朝山市長のお母さんたち婦人会のレベルが高く、女生徒たちをサポートしてくれていました」と当時を振り返った。

懇親会では、築島香枝子さんが司会を務め、東京山ゆり会の祝唄で始まり、北高応援歌を男性全員で披露。深田譲・あわゆいかなこの歌謡ショーや、きょらなーちゃのシマ唄、島らっきょの楽しい歌謡ショーでは、笑いの中登場して「古仁屋高校の存続も危ぶまれているので、一緒に応援してね」と出身校の応援も。

友情出演の配田ケ丘同窓会女性部も余興を披露。老山さんが紹介したかつての女生徒らがフラダンスを踊り、楽しい時間を過ごしていた。

家庭科新設時に応援で指導した老山安子元教師も参加

きょらなーちゃの二人もシマ唄披露