知事、早急な対応指示

三者を衛星回線でつなぎ「台風24号にかかわる災害対策本部会議」が開かれ、三反園対策本部長から今後の対応などについて指示があった

県災害対策本部会議 衛星回線つなぎ大島支庁

 県危機管理防災課は30日、衛星回線を使って県大島支庁など三者をつなぎ、「台風24号にかかわる災害対策本部会議」を開いた。同支庁管内の被害状況の報告などを聞き、同本部長の三反園訓知事から、調査を進めたうえで、インフラ復旧など早急な対応を取るよう指示が出された。

 会議は、県災害対策本部室(県庁6階)、県大島支庁中会議室、熊毛支庁会場の3カ所をつなぎ実施。冒頭、台風に関する情報について報告。また、大島支庁と熊毛支庁から、それぞれ管内の被害状況について報告された。

 その後、三反園災害対策本部長から▽速やかに調査を進め、被害状況の把握に努める▽状況を踏まえ、各関係機関と連絡を取り、必要なインフラ復旧等早急な対応を取ること―2点について指示があった。

 会議を終え、松本俊一大島支庁長は、「農業関係なども調査しているところだが、(明日の)本格着手から随時判明してくると思う。詳細な被害状況を早く把握したうえで、所管の各部局とも連携し必要な対応を取っていく」などと話した。