台風通過、秋晴れの下で運動会

台風一過の晴天となり盛り上がりを見せた名瀬小の秋季大運動会

名瀬小、平日開催で中止種目も

 奄美市名瀬の名瀬小学校(福田章二校長、児童383人)は1日、同校の校庭で2018年度第71回秋季大運動会を実施した。当初前日の予定だったが台風24号の接近を懸念して、この日に順延しての開催。台風通過で天候も回復し秋晴れの下、児童たちは紅白2チームに分かれて16種目の採点競技で優勝をめざして競った。

 会場の準備終了後に開会式を行い、児童たちの応援団によるエール交換でプログラムがスタート。18年度スローガンの「スットゴレ 優勝めざして 力の限り つき進め!」で、児童たちは練習の成果を十分に発揮して出場種目に臨んだ。

 平日での開催となり、幼稚園・保育所の園児やPTAが出場する6種目が中止となった。短距離走では、コーナーで接触して転んでしまう児童や独走で後続を引き離す児童も。保護者などは声援を送り、カメラやスマートフォンなどを手にしてシャッターチャンスに備える姿が見られた。

 八月踊りには全児童が出場。その後も応援合戦や学年別の学級対抗リレー、吹奏楽部の演奏などが行われ、台風で延期された運動会も盛り上がりを見せた。