年代・男女別に健脚を競った50㍍走
一升瓶に1人ずつ水を入れ、タイムを競った水入れ交流種目
第26回大島地区ゆうあいスポーツ大会(北・南大島地区手をつなぐ育成会主催)が27日、奄美市名瀬運動公園陸上競技場で開かれた。群島内の12障がい者支援施設・団体が一堂に会し、550人を超える障がい者や施設職員らが集い、12プログラムでスポーツ交流した。
大会スローガンは「繋げよう!走れ!進め!今こそ魅せる島んちゅ魂!~平成最後の熱い思い~」。大会趣旨は①県障がい者スポーツ大会への参加に伴う記録競技の公式記録を計測する②群島内の知的障がい児・者および大会参加を希望する障がい児・者のスポーツを通した交流を図る。
群島内から「滝の園」「三環舎(あしたば園・夢来夢来)」「なのはな園」「はまゆり学園」「いっぽ」「「希望の星学園」「星窪きらり」「徳州園」「すまいる」「在職者」「大島養護学校」「愛の浜園」が参加。大会幹事施設は「愛の浜園」が担い、奄美市陸上連盟、奄美看護福祉専門学校、小宿中学校吹奏楽部メンバーらが大会運営に協力した。
開会式では、開会宣言後に70羽の伝書鳩が放たれ会場の上空を飛び交う粋な演出もあった。朝山毅奄美市長らが来賓祝辞を述べた後、朝谷テツミさん(愛の浜園)が元気よく選手宣誓した。「若い力」斉唱の場面では、小宿中吹奏楽部の演奏に合わせて、宮村優美さん(希望の星学園)が指揮者体験する演出もあった。
プログラムは、年代・男女別に健脚を競った50㍍走を皮切りに始まり、100㍍走、1500㍍走、ソフトボール投げ、立ち幅跳びなどがあり、来賓も参加した水入れなど四つの交流プログラムもあった。走り種目では年代・男女別に元気よく走り、会場から盛んな拍手が沸いていた。
(大会結果は後日掲載)