一足早く仮装でにぎわう

今年2回目の開催となった、県奄美パークのハロウィンイベント。スーパーボールすくいは開始20分で終了するなど人気を集めた

ハロウィンイベント 県奄美パーク
「宝さがし」やスーパーボールすくい

 奄美市笠利町の県奄美パークで27日、ハロウィンイベントが開かれた。会場には、仮装した子どもたちも多く訪れ、企画の一つ、スーパーボールすくいは、開始数十分で終了するなど大人気。また、園内に隠された9文字のキーワードを探し、解けたらプレゼントがもらえる「宝さがし」では、真剣な表情で子どもと一緒に取り組む親たちも多く見られた。場内ではドラキュラなどに仮装した職員もいて、来場者らと一足早いハロウィンを楽しんでいる様子だった。

 昨年初めて開催され、好評につき2回目の開催。入場時に「トリックオアトリート」の合言葉で、お菓子もプレゼントされた。

 先着で配られた引換券でプレーできる「スーパーボールすくい」は20分ほどで予定個数を超え終了。このほか、園内9カ所に隠れた文字をつなぎ合わせ、「まじょのへやにいけ」のキーワードが分かったら、おもちゃがもらえる「宝さがし」も好評で、ミニオンズやスパイダーマンなどさまざまなキャラクターに扮した子どもと一緒に歩き回り、答えを導こうとする親たちの姿も見られた。

 キーワードの中には、ゲーム企画に携わっていた職員の背中に貼られているなど、「意外な場所」(関係者)にも隠されていたが、「多くのの参加者が9文字を見つけ出していた」(同)。

 奄美市内から訪れていた田畑紗さん(9)と、福原逢良さん(8)はそれぞれ、デビルとアリスのコスチュームを着て来場。宝さがしに取り組みながら「難しいけど、楽しい」「この後くるくるオバケモビール(ワークショップ)作りも楽しみ」と笑顔を見せた。