奄美市民文化祭が開幕。1日目、「芸術文化功労賞」を受賞した「六調太鼓ほーらしゃ」、「六調太鼓花ももの会」が力強い太鼓の音を響かせた
2018年度第42回奄美市文化祭(奄美市教育委員会、市文化協会など主催)が27日、開幕した。同市名瀬の奄美文化センターで開会式があり、各種団体による舞踊、島唄、ダンス、合唱などが披露された。28日、来月3日にも舞台発表が行われ、3日間で合計62団体が出演する。館内ロビーには児童はじめ、幅広い年代のさまざまな作品が来月4日まで展示される。
今回テーマは「育てよう豊かな心?広げよう郷土の文化?」。文化祭は市民の各種文化活動を全市的な規模で発表する場とし、生涯学習への参加意欲を高め、新しい文化振興、創造に寄与することなどを目的に開催されている。
開会式で、実行委員会会長の朝山毅市長は「多くの市民が、日頃の鍛錬の成果を披露する場として、作品展示や62団体の舞台発表を用意。来場者も文化祭に参加する人の感性、情熱、成果を鑑賞いただき、新たな発見、挑戦につながる機会になることを期待する」などとあいさつ。
開会にあたり、西仲間集落八月踊り伝承会が、竿踊りを披露し、祭りの幕開けに華を添え、その後22団体が出演し島唄、舞踊、合唱曲、ダンスなど発表した。
各種団体の舞台発表は、28日と来月3日にも行われる。センター内ロビーなどでは、児童の作文・絵画、一般の写真や生け花などが展示されており、来月4日までの作品展示を予定している。
開会式では「芸術文化功労賞」の表彰式もあり、8団体・1個人が受賞した。
被表彰者・団体は次の通り(個人敬称略)
【団体の部】 藤美流鈴紫乃会、一条流碧会、リッコモダンジャズバレエスタジオ、藤野流藤野会、六調太鼓ほーらしゃ、六調太鼓花ももの会、奄美小学校ビューグルバンド
【個人の部】 城昭久