富士通陸上部、奄美大島入り

富士通陸上部、奄美大島入り

今年度の陸上合宿シーズン第1陣となる富士通陸上競技部を歓迎するセレモニーが奄美空港であった

今年度合宿シーズン第1陣
ニューイヤー駅伝に向け練習

 今年度の奄美大島への陸上合宿シーズン第1陣となる、富士通陸上競技部の選手ら8人が12日、奄美大島入りした。同日、奄美市笠利町の奄美空港では奄美スポーツアイランド協会(会長・山田春輝奄美市教育委員会事務局長)による歓迎セレモニーがあり、高橋健一駅伝監督(45)に花束をプレゼントするなど、市教委職員らがエールを送った。

 同陸上部は20年以上前から、奄美大島で合宿を実施。今月3日には、埼玉県であった第59回東日本実業団対抗駅伝競走大会で19年ぶり2回目の優勝を飾るなどの好成績を残している。

 合宿は同市の名瀬運動公園を拠点に実施。2019年のニューイヤー駅伝での活躍を目指し、長距離をメインに練習する。合宿は22日までの予定。

 選手らが到着ロビーから出てくると、市教委職員らは大きく横断幕を掲げ歓迎。山田会長はあいさつ(代読)のなかで、同大会の結果を祝福。「年明けのニューイヤー駅伝に向け、大会明けのお疲れのところとは思うが、さらなるパワーアップとなるよう、この合宿が実りあるものになるよう支援したい」とした。

 花束を受け取った高橋駅伝監督は「毎年奄美大島でお世話になっており、チームは今勢いに乗っている。故障することなく元気に練習させてやりたい」と語った。