第10回チャレンジサイクリング

雨、強風の中で次々とスタートした「奄美大島チャレンジサイクリング240K」の210㌔コース参加選手ら=午前6時すぎ、名瀬運動公園内

悪天候の中、奄美大島駆ける
島内外から127人参加

 第10回「奄美大島チャレンジサイクリング240K」(同実行委員会主催)が9日、奄美大島内4コースで開かれた。スタート時から雨が降り、強風が吹き、寒い悪天候となった。天候悪化が予想されていたことから4コースのうち、240㌔コースなど長めの距離の3コースは30㌔ずつ短縮となり、一番短かった50㌔コースは10㌔長い60㌔に変更して開催された。主催者によると、4コース合計で127人が参加し、各選手は悪天候と闘いながら奄美大島路を駆け抜けた。過酷なレースとなり、リタイアする出場者も出た。

 奄美大島チャレンジスポーツ運営協議会が協力、パワースポーツが企画・運営した。主催者によると、合計参加人数は当初予定の148人から21人減の127人となった。各コースの当日の実施距離と参加人数は①奄美大島1周コース210㌔(81人)②奄美大島ハーフコース130㌔(20人)③シーサイドコース60㌔(10人)④ノースランドコース60㌔(16人)。

 スタート時間、場所(ゴールは全て名瀬運動公園)は▽奄美大島1周コース 午前6時、名瀬運動公園▽奄美大島ハーフコース 午前8時、龍郷町役場▽シーサイドコース 午前10時、宇検村役場▽ノースランドコース 午前10時、大和村役場―で実施した。

 奄美大島1周コースのスタート地点の名瀬運動公園内では、午前5時半ごろから雨が降り始め、スタート時間の6時には雨が降り続き、強風も吹き続いた。まだ暗い中、1組10人ずつ、1分ごとにスタートしていった。

 同日は、午後も雨模様の天候が続いた。