天城中ダンスチーム

2年連続で全国大会に出場する天城中ダンスチーム「ソライロペンシル」=9日、天城町防災センター

2年連続全国大会へ
県大会最優秀賞 町民文化祭で拍手

 【徳之島】天城町立天城中学校のダンスチーム「ソライロペンシル」が、先月24日、鹿児島市民文化ホールであった「第6回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール鹿児島県大会」の規定曲部門で2年連続最優秀賞に選ばれ、全国大会に挑む。9日の町民文化祭の舞台発表でもその成果をはつらつと披露。絶賛と激励の拍手を浴びた。

 県大会の中学生部門には5校8チームが出場。規定曲は「青い風に吹かれて」。参加チームのほとんどがクラス単位で臨んだ中、天城中のソライロペンシルは▽德山桃子さん(2年生)▽宮田あすみさん(同)▽上唐湊実さん(同)▽林凜さん(同)▽春島嘉伊利さん(1年)▽徳山和哉さん(同)の男女6人。最も少ないメンバーで挑んだ。

 鹿児島実業高校男子新体操部と大学時代を通じ新体操選手として活躍した福永博之教諭(45)の指導で、放課後の約1時間ずつ練習を積んできた。県大会では少人数ではつらつと舞台のすべてを使った演技も評価され「敢闘賞」もダブル受賞した。

 2年連続の県最優秀賞と全国大会に向け、リーダーの德山さんは「練習では、声出しや途中で作る輪が大変だった。全国大会でもチーム全員が心を一つにして楽しく、笑顔にあふれた演技ができるように頑張りたい」。福永教諭は「県大会も楽しくやってくれた。全国大会(規定曲同)に向けては演技構成を変えてさらに楽しいものに仕上げ、独特な雰囲気を味わってもらえるようにしたい」と意気込みを語った。

 全国大会の中学生部門は今月27日、東京の「マイナビBLITZ赤坂」で開かれる。