チーム知根っ子が特別賞

チーム知根っ子が特別賞

賞状を前に笑顔を見せるチーム知根っ子メンバーたち

全国小学校ラジオ体操コン受賞伝達式

かんぽ生命が主催する「第5回全国小学校ラジオ体操コンクール」の受賞伝達式が10日、奄美市名瀬の知根小学校(松元浩幸校長、児童11人)で行われた。同校全児童で構成する「チーム知根っ子」は、飛躍が楽しみなチーム・強く印象に残ったチームに贈られる「特別賞」を受賞。6年・坂野あやなさんは「最後の学年で、仲間のみんなと賞が取れてよかった」と受賞を喜んだ。

コンクールは、ラジオ体操を通して体力づくりや規則正しい生活に貢献しようと2014年から開催。全国から650チーム(内鹿児島県11チーム)の応募があり、ビデオ審査の結果、「かんぽ生命特別賞」に輝いた。

チームは、目標として「夢」の実現を掲げ、火・木曜日や体育の時間などを使って練習。ビデオ撮影の10日前からは、昼休みも使ってみんなで息を合わせ、3年目の挑戦で夢を叶えた。

この日は、㈱かんぽ生命鹿児島支店のパートナー部・宮内直人主任が同校を訪れ、賞状を授与。児童たちは、記念品を手に喜びを称え合った。

松元校長は「みんなが取り組めるものとして始めた活動。学年問わず教え合い伝え合いもできるようになり、大きな収穫」と喜び、同校に応募を薦めた1級ラジオ体操指導士の岡山嗣夫さんは「基本動作をしっかりできれば、まだ上は目指せる。頑張ってほしい」とエールを送った。

坂野さんは「(撮影前は)みんなでメリハリをつけながら動作を一生懸命合わせた。はじめての受賞でうれしい」と笑顔を見せた。