地場産野菜のブランド化推進

大和村 ロゴマーク発表
南の島の高原野菜を発信

 大和村はこのほど、地場産野菜のブランド化を一層推進するための「大和村産野菜ブランドロゴマーク」を発表した=写真=。ロゴマークを製品に表示することで、村産野菜を内外にアピールしようと開発。関係者は「大和村産の野菜を少しでも知ってもらい、価格面など付加価値につなげたい」と意気込んでいる。

 マークは、ダイコンやヤマイモ、フルなど村産野菜を応援しようと、合同会社ひらとみ・久保和也統括マネージャーが企画。「南の島の高原野菜」をコンセプトに、昨年夏ごろから検討を重ね、制作を進めてきた。

 マークには、「福元野菜」の標語とともに、大和村野菜を代表する「福元盆地」のイラストと南国を示す「太陽」を組み合わせてシンボリックに表現。パステル調のグリーンを基調に、南の島の野菜と優しさを象徴した。

 現在、製品に表示するシールが完成し、使用できる農産物は、村内生産の野菜が対象。当面は、シールの数に限りがあるため、観光客や島外向けの製品に使用し、村産野菜の定着を目指して行く。

 久保統括マネージャーは「ブランド化など機運を盛り上げることで、頑張る農家を少しでも支えることができれば」と抱負。今後は、パンフレットやホームページでも活用し、加工品などによる全国発信も視野に、PR・普及に努めていく。