大和村老ク連会交流会

脳トレ体操を楽しむ大和村老ク連のクラブ員たち

200人が研修や余興で交流
脳トレ体操も

 大和村老人クラブ連合会(永野豊会長)は23日、同村の10老人クラブが集う「2018年度老人クラブ交流会」を同村防災センターで行った。参加したクラブ員ら約200人は、研修や昼食、余興で親睦。研修や脳トレ体操、歌や踊りに元気に声を上げた。

 交流会は、健康づくりへの機運を高めようと毎年開催。午前中は県社会福祉協議会主催による介護教室も行われた。

 冒頭、永野会長は「健康法を学び、最後まで楽しく交流を」とあいさつ。泉有智副村長も「皆さんは村の大きな道標。ますますお元気で」と言葉を贈り、会は始まった。

 介護教室では、県認知症介護指導者で小規模多機能ホームすずらん・中津詩穂さんが講話。「楽らく脳の健康教室」と題し、認知症を解説した。

 中津さんは、認知症は完治が難しく予防が大切とし、「プライドを守り丁寧に接するなど(病気への)理解が大事」と述べ、予防法として、正しい食生活や適度な運動、脳の活性化法などをアドバイス。脳トレ体操で、楽しく身体を動かした。

 昼食後は、集落ごとに舞踊やカラオケなどの余興を交互に披露。若々しい歌や出し物に、会場は大きな拍手が鳴り響いた。

 国直集落在住の60代女性は「来るのが楽しみだった。病気の予防法も普段の生活に取り入れたい」と喜んだ。