冬の風物詩、切り干しダイコン

冬の風物詩であるアッタドコネを使った切り干しダイコン作り(提供写真)

特産のアッタドコネで
名瀬有良

 「特産のアッタドコネ(有良ダイコン)を使った冬の風物詩が見れる季節に」―。奄美市名瀬有良の地域興しグループ「あったどこねくらぶ」(豊智恵子代表、15人)は、今月中旬から「あった交流館」地下で切り干しダイコン作りを行っている。

 アッタドコネは、昨年9月末~10月初旬に種まきし、約3カ月後の今年1月中旬から収穫作業に入った。

 収穫後、水洗いした後に包丁で皮部分を厚めに縦切り。長さ15㌢ほどに切り分け、厚めに切るのが特徴。ロープを張り、その上にたくさんの白いアッタドコネが下げられている。良い天気が続き、海からの強風が吹けば3日ほどで良質な切り干しダイコンが出来上がり、仕上げに天日干し作業をするという。

 メンバーの一人は「贈答品用として買い求める客が多いようだ」と話した。