赤尾木、秋名が運用開始

赤尾木公民館を借り上げて運用開始した赤尾木放課後児童クラブ。室内で遊ぶ児童ら

秋名へき地保育所内で運用開始した秋名放課後児童クラブ。室内で一緒に遊ぶ児童と園児

2カ所の放課後児童クラブ 龍郷町
赤尾木は専用施設整備へ

 龍郷町の赤尾木放課後児童クラブ、秋名放課後児童クラブの2クラブは、春休み期間中の2日から運用開始した。同クラブの目的は、適切な遊びおよび生活の場の提供。児童を見守りながら室内外の遊びなどの支援を行う。赤尾木地区では、赤徳小学校の児童を対象に赤尾木公民館を借り上げて運用し、秋名地区では秋名小学校児童を対象に秋名へき地保育所内で運用する。赤尾木地区では、2019年度中に専用施設の整備を計画。町内の放課後児童クラブ運用は、18年度から専用施設で運用開始した大勝、瀬留の放課後児童クラブを合わせて4カ所となる。

 赤尾木放課後児童クラブの登録児童数は23人。内訳は1年7人、2年6人、3年6人、4年1人、5年2人、6年1人。利用定員は40人。初日の2日は17人が利用し、室内外で遊んでいた。

 支援員3人が交替で運営に当たる。運営方法は、授業が終わった小学1~6年生を保護者が迎えに来るまで預かる。午後6時まで。日曜日や祝日、正月期間は休み。土曜日や学校が長期間休みとなる夏休み、冬休み、春休みは、保護者が送り迎えして午前8時~午後6時まで預かる。

 赤尾木放課後児童クラブは、19年度中に旧赤徳幼稚園跡地に専用施設の整備を計画。町によると、「19年度にまず旧赤徳幼稚園施設の解体作業を行った後、19年度中に専用施設を整備し、20年度4月運用を目指したい」としている。

 一方、秋名放課後児童クラブの登録児童数は4人。内訳は1年2人、2年2人、3~6年はゼロ。利用定員は10人。初日は2人が利用。児童は園児と一緒に遊んでいた。

 支援員は2人。運営方法は、赤尾木放課後児童クラブと同じ方法で運営する。

    ◇

 大勝放課後児童クラブの19年度の登録児童数は33人。内訳は1年7人、2年16人、3年7人、4年3人、5~6年はゼロ。利用定員は40人。

 瀬留放課後児童クラブの19年度の登録児童数は35人。内訳は1年10人、2年11人、3年7人、4年7人、5~6年はゼロ。利用定員は40人。