奄美大島介護事業所協総会

奄美大島介護事業所協総会

奄美大島介護事業所協議会の総会及び研修会が25日あり、19年度予算など計5議案を承認可決した。

「共生プロジェクト」今年度も

奄美大島介護事業所協議会(盛谷一郎会長、35法人)の2019年度総会が25日、奄美市名瀬の奄美病院研修センターであった。18年度事業実績・決算の報告、19年度事業計画・予算など5議案を承認可決。今年3月に同協議会が主催した「奄美共生プロジェクト」についての報告があり、今年度も20年2~3月ごろに実施することを事業計画の中に挙げた。

開会に際し、盛谷会長は「今年度も協議会として、いろんな勉強会を開催し、より良い環境を作りたい」とあいさつ。18年度事業実績の報告の中では、デイサービス利用者が主役となる「デイ文化祭・ゆらおうでぃ」についての説明も。4回目の開催となった昨年度は22事業所が参加。今年度も10月中旬に同市名瀬のAiAiひろばで予定している。

また「奄美共生プロジェクト」について、事務局側は「いろんな団体に協力していただいて実施できた。これがまさに地域共生の理念」とし、内容や協力団体、参加者数を報告。19年度事業計画には両イベントのほか、全体研修会(11~12月中旬)として、地域共生社会の実現に向けた講習会なども盛り込まれた。

協議終了後には研修会を実施。同市高齢者福祉課は各種申請などについて説明。県社会福祉協議会からは「福祉・介護事業所における人材確保について」、大島税務署からは「消費税率改定と軽減税率の適用について」の講話などがあった。