名瀬・住用地区生涯学習講座開講式

名瀬・住用地区生涯学習講座開講式

69講座が行われる奄美市名瀬・住用地区生涯学習講座の開講式

シマ唄や英会話など69講座に1538人

 2018年度奄美市名瀬・住用地区生涯学習講座開講式が26日、同市名瀬の奄美文化センターで行われた。今年度は、昨年度より2講座増え、69講座に延べ1538人が受講する。開講式では各講座の講師紹介や委嘱状の交付があり、参加した受講生は一年間に渡る学びの機会に期待を膨らませた。

 講座は、同文化センターや名瀬公民館、金久分館、住用公民館など6会場で実施、シマ唄や八月踊りなど奄美の伝統文化のほか、英会話や社交ダンス、絵画、書道などさまざまな分野のプログラムが計画されている。

 式典で要田憲雄教育長は「出会い、ふれあい、学び合いを大切に、市民が主役の講座となるよう、皆さんと一緒に取り組んでいきたい。講座を通して学んだことを日常生活や地域活動に役立てられるよう、目標に向かって頑張ってください」と受講生を激励。朝山毅市長(代読)や師玉敏代市議会議長も祝いの言葉を贈った。

 要田教育長から講師代表に委嘱状が交付され、受講生を代表してリラックスヨガ講座などを受講する宅間千美代さんが「目標を持って学んでいきたい。皆さんも楽しみながら頑張っていきましょう」と決意を話した。

 この後、会場では講師らによるバルーンアートや演歌、シマ唄などのステージショーも行われた。