秋季キャンプ10周年に

総会では19年度事業計画を承認した

DeNA奄美協力会 島外スタッフ確保に予算

 プロ野球・横浜DeNAベイスターズ奄美協力会(会長・朝山毅奄美市長)は5日、奄美市内のホテルで2019年度役員総会を開いた。18年度事業報告や19年度事業計画、予算を承認。今年は同球団の奄美秋季キャンプ実施10周年を踏まえ、球団側との一層の信頼構築や交流促進など協力機運を高めていくことで一致した。

 秋季キャンプは10年10月に初実施。以後、9期連続(新球団では7期)の実施となっている。

 朝山会長は「プロの技術指導など奄美でのスポーツ振興につながる交流活動を今後も継続していく」とあいさつ。5月に横浜スタジアムで開催した同市冠ゲーム「奄美デー」での始球式参加やうちわ配布などPR活動を報告した。

 19年度は秋季キャンプ継続実施に向けた誘致活動や練習施設の整備などを計画。またキャンプ運営スタッフの確保のため鹿児島・沖縄本土に募集を図るため、宿泊補助費などで予算80万円を新規計上した。

 そのほか、▽協賛金の呼び掛け▽野球教室や施設慰問、食事交流会の開催▽キャンプの広報活動―などを予定。キャンプ実施の節目を会員が連携して盛り上げていく方針。

 任期満了に伴う役員改選があり、朝山会長含む役員が再任した。