現職の１陣営関係者のみが出席した徳之島町長選挙立候補予定者説明会=10日、同町役場
現職１陣営のみ出席 「無投票」公算大
【徳之島】徳之島町選挙管理委員会(白山作宝委員長)は10日、任期満了に伴い７月２日に告示、同７日に投開票を予定する徳之島町長選挙への立候補予定者説明会を町役場会議室で開いた。連続４選を目指す現職の高岡秀規氏(59)の後援会関係者ら１陣営のみが出席。無風状態のまま16年ぶりの無投票公算がより高まった。
説明会には高岡氏陣営の関係者ら４人が出席。町選管の作山委員長はあいさつで、選挙権年齢を18歳以上へ引き下げた公選法改正にふれ「高校生たちに恥じない選挙を」と要請。徳之島署の八丸猛生活安全刑事課長は、公選法違反事案で最も多い文書掲示・頒=はん=布などを挙げ、「警告は検挙を前提としたものと肝に銘じて欲しい」。少年を関係させると「少年の将来にも関わる」など注意喚起した。
選管側が立候補届けの手続きなど候補者の心得を解説し、郵便局側が選挙はがき取り扱などを説明。町明るい選挙推進協議会の森二三江会長が「贈らない・求めない・受け取らない」など明正選挙の実現を訴えた
同選立候補の受け付けは７月２日午前８時半―午後５時まで役場１階の町選管委員会室で。現職のほかに対立候補の立候補があった場合は、期日前投票（３日―６日午前８時半～午後８時、役場１階選管委員会室）をはさみ７日、町内12会場で一斉に投票、午後８時から町生涯学習センターで即日開票される。
１日現在の選挙人名簿登録者数は８８２４人（男４３２２人、女４５０２人）