アマオープンサーフィンコン

アマオープンサーフィンコン

第19戦宮崎市長杯アマチュアオープンサーフィンコンテスト2019で3位入賞を果たした永田

 

永田(大島北高)3位に
「一つ一つの技、丁寧に」

 

 「第19戦宮崎市長杯アマチュアオープンサーフィンコンテスト2019サポーテッドバイ木挽BLUE」(アマチュアオープン実行委員会主催)が22・23日、宮崎市の木崎浜海岸であった。大島北高校2年の永田理人が出場し、ジュニアメンクラスの3位に輝いた。永田は「奄美とは波質が違い難しかった。一つ一つの技を丁寧に決めるようにしたい」と振り返った。

 全日本サーフィン連盟(NSA)公認のグレードAAの大会。永田が出場したジュニアメンは17~34歳の男子からなるクラス。

 小学校4年生ごろからサーフィンを始めたという永田は、昨年の全日本サーフィン選手権大会鹿児島市部予選で大会デビューを果たす。同年の宮崎市長杯アマオープンにも出場したが、結果は1回戦敗退と涙を飲むものだった。

 その後は毎日、龍郷町手広海岸で日暮れまで特訓の日々。地元の先輩サーファーからのアドバイスを受けつつ、連続で技を繰り出すノートリムを心掛け、限られた時間の中で点数を稼ぐ、試合運びを身に着ける努力を続けた。

 研鑚=さん=を重ね出場した今大会。ジュニアメン部門には17人が出場したが、永田は波上からボードの先を出す得意の“オフザリップ”を武器に勝ち進める。迎えた決勝では緊張が勝ったか、失敗を重ねてしまうが3位にまで上り詰めた。

 「これまで島外の大会では1回戦敗退ばかりだったので、決勝まで行けて良かった」と結果については満足げな表情の永田。9月にはプロトライアルも控えているといい、「勝ち上がってプロを目指す」と意気込んだ。

 永田の成績は次の通り。

 ▽1回戦 8・33+6・50=14・83(1位通過)▽2回戦 6・17+4・10=10・27(2位通過)▽準決勝 8・73+3・57=12・30(1位通過)▽決勝 5・17+4・97=9・74(3位)