赴任中の県庁マンが観光動画制作

赴任中の県庁マンが観光動画制作

ユーチューブで公開されたオリジナル映像の一部(画像は宮古崎)

 

奄美・沖縄の魅力発信へ
ユーチューブでスポット紹介

 

 世界自然遺産登録の推薦地となっている奄美や沖縄の魅力を発信しようと奄美大島に赴任した県庁マンが、PR動画の制作に関わった。南国の情緒を感じさせるBGMと島々の観光スポットの画像が盛り込まれ、現在、動画投稿サイト「ユーチューブ」で視聴することが出来る。

 タイトルは奄美・沖縄 自然遺産 オリジナル音楽・映像「Amami Okinawa for the world」。約4分の動画には、奄美群島や沖縄本島の海や自然、名所など30シーンを散りばめられ、ゆったりとした曲調のオリジナルBGMが流れる。7月28日から同サイトに公開されている。

 紹介スポットは、奄美から宮古崎(大和村)やハートロック(龍郷町)、群島各ビーチほか、沖縄から首里城公園や万座毛ビーチ(恩納村)、青の洞窟―など。

 BGM作曲者は、県「西郷どん」キャンペーンソングを制作した県大島支庁総務企画部長の米丸剛さん。今回BGMアレンジと動画制作を担当した谷口大地さんとともに発足させた「Come ToGather プロジェクト」の一環という。

 今年4月に県大島支庁に着任した米丸さんは「価値のある自然や動植物を世界に発信し、その魅力を知ってもらう機会になれば」と話し、多方面に賛同を呼び掛けながらプロジェクトを推進していく意向。今回制作した動画について、行政や観光団体などでの利用も認めている。