県吹奏楽コンで6年ぶり金賞

県吹奏楽コンで6年ぶり金賞

県吹奏楽コンクール高校Bの部で金賞に輝いた沖永良部高校吹奏楽部=1日、沖永良部高校=

 

11日、南九州コンに出場
沖永良部高吹奏楽部

 

 【沖永良部】第64回県吹奏楽コンクール(主催・県吹奏楽連盟など)の高校Bの部が7月28日、鹿児島市民文化ホールで行われ、沖永良部高校吹奏楽部(川口裕介顧問、部員数17人)が金賞に輝いた。同部は、県代表として今月11日に宮崎県で開催される第15回南九州小編成吹奏楽コンテストに出場する。

 出演人数25人以下の高校Bの部には、18団体が参加。同部の金賞受賞と南九州小編成吹奏楽コンテストへの出場は6年ぶりとなる。

 久松紀代夏部長(17)は「コンクールの本番前は不安しかなかったので、とてもうれしい」と笑顔。赴任2年目となる川口顧問(40)は「練習で一番大事にしているのは音色。音を長く伸ばすロングトーンの基礎練習を毎日欠かさずやってきた」と語った。

 コンクールを終え、島に戻った部員らは1日、沖高音楽室で練習を実施。南九州大会で披露する課題曲と自由曲の練習の前に、基礎練習に時間を割いた。川口顧問は「音を出した瞬間が合ってない」「息をしっかり吸って、もっと強く」などと指導した。

 久松部長は「私達が3年生になってからは、南九州大会の出場を目標に、練習量を増やし頑張ってきた。後輩もしっかりついてきてくれた。南九州大会はレベルも上がるので、これまでの成果をしっかり出したい」と話した。

 同部は9日、南九州大会に向け出発する。