個人戦で優勝した龍南中の新島(提供写真)
「先輩に続き全国でも優勝狙う」
九州中学相撲大会
第47回九州中学校相撲競技大会(九州中学校体育連盟など主催)が8日、大分県宇佐市総合運動場相撲場で開かれた。個人戦や団体戦があり、個人戦で龍南中3年の新島伊武起(15)が初優勝した。新島は優勝を喜び、全国大会での健闘を誓った。
同大会には、九州各県大会の団体1位と2位のチームや個人戦1位~4位の選手が出場する。鹿児島県からは県大会を制した龍南中と2位の赤木名中が団体戦にエントリーしたが、惜しくも予選敗退となった。
鹿児島代表4人が出場した個人戦は、予選を勝ち上がったのは新島と栄陽翔(赤木名)の2人。栄は8強入りし、新島は得意の押し相撲で勝ち上がり優勝を成し遂げた。
新島は初優勝を喜び、「九州大会で優勝できてうれしい。少しほっとした」と話した。「個人戦では立ち合いから瞬発力を生かし、相手にまわしを取られず自分の相撲が取れた」と振り返り、「全国大会では、九州大会を優勝した勢いで頑張りたい。過去に優勝された先輩に倣い、目標は優勝を目指す」と意気込んだ。
結果は次の通り。
【個人戦】▽決勝トーナメント1回戦 新島伊武起(鹿児島・龍南中)〇突き出し×宮本陸矢(佐賀・海青中)、栄陽翔(鹿児島・赤木名)〇押し出し×島ノ江貴斗(佐賀・北方中)▽同準々決勝 新島〇押し出し×渡邊大(熊本・本渡中)、本田豪太郎(熊本・鶴城中)〇押し倒し×栄▽同準決勝 新島〇押し出し×本田▽決勝戦 新島〇押し出し×大浦宏文(長崎・郡中)