天城町ゆめ・ときめきねんりんスポーツ大会

天城町ゆめ・ときめきねんりんスポーツ大会

生涯現役組のパワーと歓声に包まれた「天城町ゆめ・ときめきねんりんスポーツ大会」=6日、同町総合運動公園

健康・長寿を生涯現役はつらつ

 【徳之島】2019年度「天城町ゆめ・ときめきねんりんスポーツ大会」(町老人クラブ連合会主催)が6日、同町総合運動公園グラウンドであった。すがすがしい秋晴れのもと、93歳を頂点に、生涯現役組の選手・応援団など約530人が参加してはつらつと交流した。

 昨年は台風で中止され2年ぶり。会場の同運動公園は18年度のグラウンド天然芝生化事業(総事業費約5568万4千円、JSC地域スポーツ施設整備助成)で安全・快適性などグレードが一気に向上。緑のフィールドをフルに初供用しての町高齢者スポーツ大会ともなった。

 開会式では、町老人クラブ連合会の川村善良会長が「人生百年時代。健康・長寿のため、適度なスポーツを通した日々の健康管理、特定健診でのチェックなど健康保持に努めて」などアピール。西阿木名・三京チームの山田三千男さん(65)が力強く選手宣誓。

 参加選手の中には、日ごろゲートボールやグラウンドゴルフで鍛えている保村なつえさん(93)=浅間=と米田光吉さん(91)=前野=の2人の90代の姿も。かくしゃくと後輩たちを大いに勇気づけた。

 にぎやかな応援合戦も交えながら集落対抗のスプーンリレーで競技がスタート。ボウリングや輪投げ、力強い50㍍走やチーム対抗リレーなどではつらつと交流。27日に同会場である徳之島地区同スポーツ大会への町代表も選んだ。

 ▽総合順位 ①浅間②松原西区③平土野▽応援賞 ①兼久②浅間③平土野。