赤徳放課後児童クラブ

赤徳放課後児童クラブ

赤徳放課後児童クラブの専用施設整備予定地。現在更地になっている旧赤徳幼稚園跡地(手前)、右奥は赤徳小中学校体育館

専用施設を整備へ
龍郷町 来年4月運用開始

 龍郷町は2019年度、赤尾木地区に「赤徳放課後児童クラブ」(学童保育)専用施設整備を計画している。対象は赤徳小学校校区の児童。場所は赤徳小中学校敷地内で、旧赤徳幼稚園跡地。木造平屋建ての専用施設は、順調にいけば来年3月末までに完成させ、4月運用開始を目指している。現在は教会を借りて放課後に児童を預かっている。専用施設の整備は、大勝、瀬留放課後児童クラブの2施設に次いで町内で3カ所目となる。

 保健福祉課によると、旧赤徳幼稚園跡地には建物が残っていたが、9月までに解体作業を終えて現在は更地となっている。

 専用施設が供用開始すれば、支援員4人が交替で運営に当たる予定。授業が終わった小学1~6年生を保護者が迎えに来るまで預かる。平日は下校時刻から午後6時まで。同クラブの目的は、適切な遊びおよび生活の場の提供。児童を見守りながら室内外の遊びなどの支援を行う。登録人員の上限は50人。

 現在の登録児童数は33人。内訳は1年10人、2年9人、3年7人、4年4人、5年2人、6年1人。

 木造平屋建ての専用施設内には、長いす、ランドセル入れ棚、トイレ、事務室、ベッドがある静養室などを配置、冷蔵庫や給水筒、床に敷くフロアマットも備える。また、シャワー室の設置も計画。総事業費は工事費5100万円、設計費350万円を合わせた5450万円を見込む。

 町内には、秋名へき地保育所内で運用している「秋名放課後児童クラブ」を合わせて、4カ所の放課後児童クラブがある。

 保健福祉課によると、大勝、瀬留放課後児童クラブの専用施設にもこれまでなかったシャワー室を増設した。