55歳記念「3940同窓会」

55歳記念「3940同窓会」

5年ぶりの再会に笑顔で乾杯する参加者たち

 

中濱さんのドラムで、熱唱する平田輝さん

 

 

校区越えて集まりにぎわう
つながったイベント、大いに堪能

 

 【東京】島の熟年パワーが集結した。このほど千代田区の主婦会館で、奄美群島の出身者たちによる「五十五歳記念・3940同窓会inTOKYO」が約170人を集め、盛大に開催された。校区を越えてつながったイベントに、参加者はその絆をかみしめるように、大いに堪能していた。なお、今回の収支残金を全て、奄美・沖縄世界自然遺産登録に向けて寄付することを、会場全員から承認を得た。

 同イベントは、1964(昭和39)年、65(同40)年生まれの奄美群島出身者の55歳を記念したもの。折からの台風の影響で、参加者の出足が危ぶまれ開始時間を繰り下げるなかで、各地から続々と懐かしの顔がそろう。

 前回は、5年前に「50歳記念同窓会」と称し開催されたが、それを上回る熱気。前回より広い場所が用意された。

 全員での郷土遙拝に続いて代表幹事の中濱寛さんが「荒天の中、前回を上回る参加者で大変感謝しています」。笑顔であいさつし、「前回は、騒ぎになりましたので、今回は、与論献奉は禁止ですよ」と念を押すと、場内は大きな笑いに包まれた。

 また、来賓として奄美市東京事務所の藤江俊生所長が、「世界自然遺産登録に全力で取り組んでいるので、ぜひとも応援を」などと語った。川端正人さんの乾杯発声に続いて、茂雄次さん、形屋篤子さんの司会で余興へ。

 歓談の後、伊是名の会が華麗に舞い、スタローズのシマ唄でスタート。コミカルに聞こえるバンド名・華麗衆=かれいしゅう=とは真逆の熱いサウンドが響けば、シンガーソングライターの平田輝さんも中濱さんをドラマーに熱唱した。

 中園富士子(旧姓・町田)さんは、奄美から、田中朱美(同・渡辺)さんは鹿児島から、この日のためにそれぞれやって来たという。「この会を初めて知ってびっくりしました。すごい熱気ですね」と口をそろえていた。ほかの参加者も、バンドが放つ曲により共に過ごした時代に時計を戻され、気持ち良さそうにリズムを取っていた。続いて各校区が競うようにステージを飾った後は、総踊りへ。次回、60歳での再会を約束しながらお開きとなった。