東京奄美サンシン会発表会

東京奄美サンシン会発表会

拍手に迎えられ「朝花節」を披露する東京奄美サンシン会。中央が本田輝峰会主、その右が藤井富廣会長(男性陣の左端)

習いたての人たちは緊張感漂わせ、そろいの法被で舞台に挑む

練習成果のシマ唄披露
熱気あふれ、島一色に

 【東京】東京奄美サンシン会(本田輝峰会主、藤井富廣会長)は、このほど豊島区大塚の南大塚ホールで第23回発表会を開催した。大島紬に身を包んだ出演者らは、日頃取り組んでいるシマ唄への学習成果を舞台で披露。たくさんの人たちが詰めかけた客席からは、盛んな拍手が送られていた。

 大きな拍手に出迎えられた出演者による「朝花節」で華々しく舞台は開幕。続いて初心者によるサンシン(三味線)の合奏。そろいの法被で登場すると、やや緊張した表情ながら「行きゅんにゃ加那」などを披露、温かい拍手が寄せられていた。その後、個人での発表に。「よいすら節」「黒だんど節」「野茶坊節」などがホールに響き渡った。

 例年と同じように唄の意味などが解説されたプログラムが配られ、来場者は興味深く読んだり、出演者の唄に合わせて唄う人の姿も見られた。本田会主は、「会員は、奄美出身者はもとより、奄美2世、3世、本土出身者も多く、就学前の子どもさんから80歳代までと幅広い。年1回の発表会を楽しみに、難しい島口にとまどいながらも、楽しく和気あいあいと励んでおります」と言葉を寄せ、「ゲストや会員、来場者の協力で大成功でした。これからも回を重ねたい」と抱負を語った。

 会員らは、月に2回の練習と個人練習を重ねて、シマ唄の習得を目指し、この日の舞台へ。熱気あふれる会場には、ハト(指笛)も飛び交い、ホールは島一色になっていた。