フユウンメコン

アマービレ吹奏楽団と瀬戸内町吹奏楽団のステージでは子どももダンスで飛び入りした

冬の折り目、ホットに
奄美パーク 歌やダンス楽しむ

 奄美市笠利町の県奄美パークは7日、歌やダンスなどステージを楽しむ「フユウンメコンサート」を同奄美の郷屋内イベント広場で開いた。4組がダンスやシマ唄、歌謡曲やオーケストラを披露し、来場者らは冬の折り目をホットに楽しんだ。

 フユウンメとは、作物収穫に感謝する祭りのことで、意味は〝冬の折り目〟。同館でも、イベントを通して自然の恵みに感謝し、季節の移り変わりを感じてもらおうと毎年行っている。

 出演は、B→Matonds☆DanceStudio、里朋樹、歌謡グループならびや、アマービレ吹奏楽団&瀬戸内町吹奏楽団がじゅまるの4組。出場者らは音楽やダンスで、肌寒い初冬のステージを熱く盛り上げた。

 子どもダンサーのB→Matondsメンバーは、にぎやかな曲をバックにサンタ衣装でヒップホップダンスを披露。瀬戸内町在住の里朋樹さんは、地元シマ唄と巧みな話芸で会場を沸かせた。

 歌謡グループならびやは6人が次々とステージに登場し、フォークや懐かしの昭和歌謡などを熱唱。最後は、アマービレ吹奏楽団と瀬戸内町吹奏楽団がコラボし、アニメソングやクリスマスソングで、楽しいリズムの重奏を響かせた。

 奄美市名瀬から親子で来たという70歳代女性は「みんなにぎやかで、いろんな音楽が聴けて楽しかった」と喜んだ。